総観気象学入門

総観気象学入門

(BK-35001)

小倉義光/著 東京大学出版会/刊 A5判 304p


総観気象学は、地上天気図で見る温帯低気圧や移動性高気圧、前線、高層天気図でみる気圧の谷や尾根など、数千キロメートル規模、数日単位の気象を扱う気象学の中心分野の一つであり、天気予報を支える科学である。本書は、日々の天気を変化させる素過程を、観測データに基づき、より深くより統一的に記述する。『一般気象学』(小倉義光著)の続編として推奨される次のステップの本。

主要目次

序章 総観気象とは
1 準備編
2 運動方程式を解く
3 総観気象の基礎方程式
4 温位でみる大気の流れ
5 準地衡風の世界
6 温帯低気圧の構造と進化
7 低気圧に伴う流れと雲のパターン
8 前線とジェット気流と非地衡風運動
付録・参考文献・索引
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